2010’ Cannondale SUPERSIX HI-MOD 1 (組立て前作業)
Posted at 10/01/16 : Category » ロード カスタム&メンテナンス Cannondale
キャノンデール スーパーシックス ハイ-モッド 1
カラー/RED(レースレッド ジェットブラック w/ホワイトアクセント)
サイズ/52
税込¥729,000
新設計となって生まれ変わった、スーパーシックス。
外観上はヘッドチューブの後部のボリュームが大きくなっているのが大きな違いです。剛性アップと大幅な軽量化により最高のポテンシャルを得ています。
クランクセットは2種類から選択可能です。
最新の解析システム“SRM”を採用したタイプと、キャノンデールが世界に誇る超軽量&高剛性のホログラムSLを採用したタイプが用意されています。
ホログラムSLタイプは53×39Tの標準パーツ以外にコンパクト仕様の50×34Tのリング&スパイダーセットも付属するという豪華な仕様です。
現在注目されている“BB30”規格のベースになった優れたシステムです。
キャノンデールオリジナルBB30規格のためBBパーツは専用品を使用します。
BBシャフトが非常に太く、ベアリングも大きいのが一番の特徴です。
この太さによりベアリング支持幅が狭い(68ミリBB幅の内部に完全に隠れます)にも関わらず剛性が高くペダリングロスが大幅に減少しています。
また“Qファクター”(左右のペダルの間隔)も最狭レベルです。
左右クランクを裏側から。
裏側に大きく“cannondale”ロゴが入ります。
右クランク中央の銀色の部品はスパイダーアームとクランクを固定するロックリングです。
付属の専用工具を使用して53×39Tと50×34Tを組み換え可能です。
左クランク。
ボリュームのあるデザインで、高い剛性を持ちながらも超軽量です。
秘密は表と裏の2ピースに分かれたパーツを接着により組み立てる構造にあります。
高強度のアルミ合金から削り出され非常に薄く作られた各パーツは複雑なカットを施され、これが噛み合ってしっかり固定されます。
白く細い線が合わせ面の接着剤です。
複雑な噛み合わせ部は組み木細工のようです。
クランクとスパイダーの組み付けにはスプラインにグリスを塗布します。
ロックリングのネジ部分も同様です。
専用ロックリングはアルミ製で薄いので慎重に組み付けます。
ロックリング用工具をセットした状態。
BBシャフトの比較。
左はシマノ105。一般的なBBシャフトはほとんどがこのサイズです。
右がBB30。一見して違いがわかります。
BB30規格の“ホログラムSL”用の専用工具各種。
クランクの取り外しやベアリングの脱着に使用します。
組み付けにはグリスを多用します。水分の浸入による腐食を防ぎます。
また部品同士の安定した接触のためにも欠かせないものです。
BB内部にベアリングが見えます。
手に持っているのはゴミ等の浸入を防ぐベアリングシールドです。
BBシャフト本体にもグリスを塗布します。
車体右側。
手に持っている金色のリングは“ウェイブワッシャー”です。
ベアリングにかかる圧力を調整します。
黒い方はクリアランス調整用のシムです。
どちらもこのシステムのための重要なパーツです。
クランク取り付け部のスプラインは大きく丸みをおびた形状です。
大きな面積で加重を分散させるデザインです。
ホログラムSLの作業ではトルク管理が重要です。
正確に指定のトルクを確認するために、日本製の高精度のトルクレンチを使用しています。
ヘッドチューブ内側のベアリング取り付け部。
カーボンモノコックフレームにダイレクトにベアリングをセットします。
部品点数を減らし、また金属を使用せず軽量に仕上がっています。
ベアリング装着部のバリなどをチェックし接触する部分にグリスを塗布します。
グリスが塗られた状態。
フロントフォーク装着前のこの状態では内部の様子がよくわかります。
チューブとチューブの接合ではなくモノコック構造で作られているので内部は大きな空間が拡がっています。
フロントフォークをセットしてベアリングを装着した状態。
コンプレッションリングとの接触面にもグリスを塗っています。
カバー&スペーサーをセットした状態。
ここまではグリスを多用しましたが、ステム装着部はクリーナーを使って脱脂します。
ステムをセットし、このフォーク専用のヘッドキャップを取り付けます。
コラム内径ピッタリに作られた深めのキャップのおかげでステムの締め付けによる割れなどのトラブルに強い設計です。
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